私が聞いた酷い姑いびり

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私が聞いた酷い姑いびり

これからお話するのは、私の祖母の実体験です。
祖母と会うのは年に1~2回くらいのものですが、会う度に祖母は嫁(伯母)との不仲について語ります。

祖母は現在90代ですが、長男の嫁が家に嫁いできたのは今から30年以上前でした。
嫁が嫁いですぐに祖父が亡くなったため、お嫁さんからしたら好都合だったのだと思います。
聞いた限りで嫁・姑問題の中で一番酷いと感じたのは、食事の準備などの家事に関してでした。

嫁いできたばかりの頃のお嫁さんはまだ30前後で、間もなく長男を出産し数年後に女の子のそのまた数年後に男の子と、3人の子供に恵まれました。
しかし、お嫁さんは子供の世話はするものの、家の仕事(掃除・洗濯・食事の支度)は全くしない人だったのです。

そのままではどんどん洗濯物が溜まってしまいますし、ご飯の支度をしないわけにはいかないため、仕方なく同居していた姑(祖母)が全てやる生活が数十年続いていました。

祖母が用意した食事を食べても食器の後かたづけはせずそのまま、祖母が洗濯をしても当たり前のように使うだけでお礼も言わないという生活だったため、当たり前ですが祖母はお嫁さんのことを良く思っていなかったようです。

この様子を同居していた長男(祖母の)も見ていましたが、長男はお嫁さんに頭が上がらない気弱なところがあって何も言えなかったようです。
すぐ近くに叔母(祖母の次女)が住んでいたこともあり、祖母はよく息抜きに泊まりに行っていました。
その時は気分が良いのですが、2~3日泊まって帰ると恐ろしいことに台所のシンクの中には2~3日分の食器が洗われずにそのまま残っていたそうです。

トイレの掃除も全くしないままで、時には汚物が汚物入れに入りきらず外にあふれ出ていることすらあったと言っていました。
しかし、この事を祖母からお嫁さんに言っても、お嫁さんは怒るばかりで全く自分が悪いという反省がないようでした。

そんな生活がしばらく続いたことで祖母はすっかり疲れてしまい、最近は自宅のすぐ近くにアパートを借りて住んでいます。
私たちがそのようにしろと言いました。
あまりにお嫁さんの態度が酷いと思ったからです。

祖母はお嫁さんの事を考えてあまりの悔しさに、一人でこっそり何度も泣いたと私たちに言ってきました。
祖母の話を聞いてる限りは、これ以上酷いお嫁さんはいないと思います。
お嫁さんは仕事に行って帰ってきたら、できたものを食べて洗ってもらった洗濯物を着て寝るだけの生活で自分は一切何もしないのです。

そして、祖母が嫌な顔をすればそれ以上に酷い言葉で返すような人です。
ここまで酷い姑いびりはあまり聞いたことがありませんが、全て本当の話です。

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