今までに一番辛いどん底人生を送った体験談

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今までに一番辛いどん底人生を送った体験談

長い人生は山あり谷ありで一生を順風満帆に送るのはとても難しいもの。
例えば事業などで成功を収めている著名人であっても、その途中で失敗や挫折といった辛い経験をしているものです。
おそらく、何事もなく順調に人生を歩めた人はほんの一握りに過ぎないでしょう。

私も40歳になってから、初めて会社を辞め人生のどん底を肌で体験したことがありますが、今まで生きていて一番辛かったですね。
前置きが長くなりましたが、人生の挫折経験談について語らせていただきます。

学校を卒業してから、生活関連の企業に就職しました。
家族が喜んでいた光景が今でも思い出します。
入社当時は社内の雰囲気が良かったのが記憶として残っています。
上司・同僚の人間関係も良好で業務が忙しくない時期には、課内積立で温泉旅行に出かけたりしていました。

また、会社全体で好決算を出した時は、夏と冬のボーナス以外にも春に寸志が支給されたことも。
春は、引っ越しや歓迎会などのイベントがあるので、家計的にも助かりました。
臨時的な収入があったのも、社内の空気が良好な状態をキープしていた理由にあるかもしれません。

ところが、とある出来事をきっかけに転機が訪れたのです。
皆さんもご存知のとおり、世界同時不況のトリガーになったリーマンショックがきっかけでした。
今まで良かった業績が途端に落ち込んでしまいました。
まるで、暴風雪が降るように逆風が吹き荒れましたね。

その頃から、社内の雰囲気に変化が現れてきたのです。
業績が悪かった部門を中心にリストラもありました。
また、一緒に仕事をしていた同僚が会社を去り人の入れ替わりも多くなりましたね。

メンバーの移り変わりもあったので、体調不良になる社員や人間関係のトラブルも出てくるように。
そんな私も40歳になってから、ストレスが溜まり体調不良になった時期があります。
まるで、重い荷物を背負ってるような感覚が暫く続いたことも。
仕事に対するモチベも低下したので退職を決意しました。
それが転落人生の始まりでした。

会社を辞めてから、ほぼ無職状態を送っていたことも。
仕事もやる気が起きなく、就活もせず放浪生活をしていました。
歯車が完全に狂ってしまいましたね。
現実逃避のためアルコールに依存していた時期もありました。
それ以来、他の家族とは顔を合わせていません。

やはり、恥じらいもありましたし男としても情けなかったです。
余りにも人生が上手く行かなくて男泣きしてしまったことも。
特に仕事をしていない40代の男に対しては、世間からの目が冷たいなと痛感します。

社会的地位が落ちたなと実感した出来事もあり、クレジットカードの審査が通らなくなった変化も。
約1年間半に渡って辛いどん底生活を体験しました。
特に驚いた出来事はお金の減り方が異常に早く、貯金から約500万円近く取り崩してしまいました。

このままではマズイなと正直感じました。
なんとか昨年仕事に就く事ができこの危機を脱する事ができました。
その結果、やっと人生のどん底から這い上がれました。
次の目標はできるだけ早く貯金額を元通りに回復させたいです。

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