ここ近年は、新しいタイプの詐欺が登場し全国的に被害が及んでいますね。
その中でも、女性被害者の割合が多いのは「オレオレ詐欺」や「金融商品取引」になります。
私も2年前の冬に投資詐欺の被害に遭ってしまいました。
そのきっかけは、副業でクラウドソーシングをしていて投資に関するアンケートに協力した時でした。
アンケートに回答してから、数週間後にクラウドソーシングのメッセージにセミナーの案内が届いたのです。
以前に証券会社主催のセミナーに何回か参加した経験があるので、無料かなと思い込み申込んでしまったのが運の尽きですね。
私が相手を詐欺や勧誘と見分ける基準として、その連絡先が固定電話以外になっているかで判断しています。
その相手は、きちんと住所や固定電話が記載されていたので安全な業者だと判断しセミナーに参加しました。
セミナー当日に会場へ向かい、実際に参加してみました。
最初は普段のセミナーとはあまり変わらず違和感がありませんでしたが、講話が終わってから異変が。
大分昔に、友達が宝石詐欺に遭ってしまった状況とそっくりだったのです。
友達が宝石を見に行きたいけど一人で行けないと私に連絡が来たので、一緒に付き添いました。
その場所は商談会の場と化していて、私はその商品に関心がないので断りましたがそれを言えない友達は契約させられてしまいました。
正にそれとそっくりで、参加者一人に対しマンツーマンで付き簡単に帰れない空気になっていましたね。
勧誘の内容は、投資クラブの会員になって情報商材を購入するものでした。
相手の方は、必ず儲かる話を決まり文句にしていましたね。
その会費は約50万円とかなり高価な金額でした。
投資は損失を出してしまうこともあるので、100%儲かる筈がありません。
高額な会費を支払えないので、断りを入れましたが相手の人はしつこく契約を迫ってきました。
断わり切れなかったので、契約してしまう羽目に。
全額は支払えなくても手付金として一部入金が必要だったので3万円入金しました。
残りの金額は、期日までに指定された口座に振り込むことで会員の資格になるシステムでした。
セミナーが終わってから、自宅へ戻り契約するか悩んだ末に思い浮かんだのは、相手に振り込まないでシカトする作戦を立てることに。
振込期日を過ぎてから3日後に携帯に相手から電話が来ましたがガン無視しました。
金融商品や不動産などの投資詐欺は、昔から存在しているのです。
時代が変わっても相変わらず多いのは電話での勧誘ですね。
その被害に遭わないためにも、固定電話以外の見知らぬ番号から電話が掛かってきた場合は出ないようにして未然に防いでいます。