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脳梗塞で入院!初めての集中治療室
私が脳梗塞で入院したのは47歳の時、3年前の冬のことです。
久しぶりに友達と会って食事をしていた時です。
友達が突然「大丈夫?」と言うのです。
後で聞くと私が突然ろれつが回らなくなったようなおかしな喋り方を始めたというのです。
自分でもうまく口が動かせなくなっているのが分かりました。
持っていたフォークはテーブルの下に落としてしまい拾おうとしても体が全然動かなくなってしまいました。
・NCU、脳神経の集中治療室のある救急病院へ
救急車で病院に運ばれました。友達も一緒に来てくれました。一緒の時で本当に良かったと思いました。
救急隊員は3人いて車内で話し合い連絡し病院を決定し向かいました。 NCU、脳神経の集中治療室のある救急病院です。
到着すると担架で簡易ベッドが並べられた部屋に運ばれました。次々救急車で患者が運ばれてきてすごい緊張感で医師、看護士が対応に当たっていました。
私は最優先という感じではなく時間ははっきり覚えていませんが30分位はそこにいたと思います。
NCU(集中治療室ICUのうちで、脳神経病などの患者の治療をする設備のある場所のこと。)の一番ナースステーションに近い手前のベッドに運ばれ血液の流れを良くする点滴をガンガンやることになりました。
そのかいあって気づいたときには手のしびれや喋れないなどの症状はなくなっていました。
担当の医師が決定して治療方針の話がありました。血管や心臓の検査をして原因を突き止めていくということでした。
・旦那が荷物を持ってきてくれました
旦那がパジャマやコップなど病院で言われた荷物を持ってきてくれたのですが、すごい量で家で着ているどてらまで持って来ました。
看護士さんに「全部名前を書いて下さいね、もっと症状が重い患者さんが来たら夜中でも個室に移ってもらわなきゃならないので」と言われ、渡されたマジックで全てに名前を書きました。
・食事だけが楽しみ
その後は看護士さんが車いすを押してくれて一日中あちこちで検査する毎日が4日位続きました。
食事は普通食で結構ボリュームがありトンカツなどの揚げ物も出るし病人の食事とは思えない内容でした。
とにかく食事だけが楽しみという感じでした。
ラクナ梗塞 (脳の細い血管が詰まる)ということで一週間の入院でしたが最後の最後の日に無料の集中治療室から一番高い個室に移動になって残念な思いをしました。
集中治療室のベッド代がただとはこの時初めて知りました。
まあとにかく、真夜中でも次々患者が運ばれて来ますから熟睡なんてできたもんじゃないから無料なのかもしれませんが。
・まとめ
殆どが高齢の方ばかりでしたが、隣の人は同じ脳梗塞でしたが30代前半位の男性で私よりも症状が重いようで小さな子供もお見舞いに来ていて大変だなと思いました。
反省していることと言えば、私の説明も悪かったのですが特に集中治療室の場合は置くところもないし移動の可能性もあるから持ち物は最低限にしないと迷惑になるなと思いました。
テレビで見ているだけの時はまさかここに自分が入るとは思っていなかったのでぶっ飛んだ体験だったと思います。