こんにちは。私は現在50代後半の女性です。
今日は私が実際に体験した貧乏な体験を書いていきたいと思います。宜しくお願い致します。
「お金持ちからの転落」
私が生まれた家は比較的裕福であり、父親が大工で工務店を経営しながら、株やら土地等を扱っており、億単位のお金が動いていた家でした。
正直申しまして、小さい子供ながら「私の家ってお金があるんだ」と思った事を昨日のように覚えております。
何不自由ない生活をしておりましたし、服なんてオーダーメイドは当たり前であり、デパートでは外商で買い物をしておりました。
たまにデパートの売り場に出向いて買い物するのが、楽しかったです。
しかしながら、経営が段々と傾き始めてしまい、赤字続きとなってしまいました。多額の借金を抱えてしまい、家やら車が抵当に入ってしまい、取られてしまいました。
この時に初めて、「お金って大切なんだ」「世の中お金だ」と思いました。本当にこの経験は辛かったです。
親は私に「ごめんね。ごめんね。」というばかりでした。しかしながら、泣かれても謝られても事態は変わりません。
私はとにかく普通の生活がしたいと思い、必死に働き始めました。
「美容部員として頑張りました!」
高校を出てから、早く働きたかったので化粧品も好きという事があり、化粧品会社の面接に赴きました。
結果としては、1発で合格でした!面接官の方が、「早速ですが、明日から頑張ってください!期待しておりますよ!」と言ってくれました。
これで少しは貧乏な生活も解消されると思い、働きました。毎日、同僚と接する内に、人と人の繋がりの大切さを学びました。
中にはお客様で、「●●さんいる?」「●●さんいるかしら?」という風に指名で買い物するお客様もいらっしゃいました。
そして、同僚やお客様とお話をする内に、一般的な中にも小さな幸せを感じましたし、私もその小さな幸せでもいいから手にしたいと思いました。
そうしている内に、とある男性と知り合いました。とてもお話をしていても楽しいし、素の自分でいられる事に安心感と心地よさを感じました。
自然に付き合う事になり、デートを重ねて恋に落ちました。そして、縁があり結婚する事になりました。
現在はこの男性が私の旦那さんです。
年収もある程度あるので、とても安心して生活しながら、美容部員として頑張っております。