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「本当に毎日毎日同じことを言わなきゃならないこっちの身にもなってもらいたいわよ」
「毎日毎日言われる方の身にもなってくださいよ」と喉元まで熱く怒りの言葉がこみ上げてきてもグッと飲み込む毎日毎日。
帰り際にまた言われいつものように飲み込んだ瞬間その日は違っていました。
「もうダメだ―ッ!絶対辞めてやる」はっきり声にはならず言っていました。
凄まじい速さで駅に向かって走っていました。
最寄り駅を通り過ぎ息絶えて倒れ込んだ真っ暗な公園のベンチで涙が止まらなくなりました。
「誰もいない」やっと素直に吐き出せたのは言葉ではなくうめき声でした。
何分そこで泣いていたかは覚えていませんが突然「すいません!これ違いますか?」若い男性の声でした。
振り向くと自分より10歳は若いと思われる学生でしょうか。
どこかでポケットから落ちたと思われる私のスマホでした。
「ありがとうございます」、「良かったらうちの店で飲みませんか?」うなずいて吸い込まれるようについて行ってしまいました。
一度は前を通ったことがあるはずですが、認識したことはなかった小さな飲み屋でした。
「ただいま!」バイトしているのかと思いきや彼のお母さんの店つまり彼の自宅でした。
他にお客さんは現れず何時間もこの親子を前にお酒はすすみました。
内容は全然覚えていませんが色々仕事のストレスとか自分の性格とか生い立ちとかプライベート、自己開示をしまくっていたことは間違いありません。
そして悪夢の始まりはここからでした。
白い壁、白い寝具の知らないベッドの上で目覚めました。
少年は昨日の夜より子どもっぽく見えました。
「お母さんは?」、「1階で店の片付けしてます」
「朝食は下で食べて下さい」、「学校に遅刻しちゃうので先に出ます」
制服を着ていました。「それじゃあ、行ってきま~す」
状況が段々分かってきました。何だかすごく怖くなって挨拶だけして店を後にしました。
休みたい気持ちでしたが、どうしても今日中に終わらせなきゃならない仕事があったので午後から出社しました。
すると入り口に所長と課長が待ち構えていました。
「何ですか?」突然写真を見せられました。
昨日の店で少年とビールを飲んでいる写真でした。
「これ●●さんだよね?会社のメールに送られてきたんだけど?この子中学生くらいに見えるよ。」
「ああもう私の人生は終わった」心臓の上に巨大岩が落ちてきてガーン!!全身に痛みが走りました。何が目的なのか?全く分かりません。
あの親子に私が何をしたって言うの。「何かしたのかな?」確かに写真だと中学生くらいにしか見えません。
今日は帰っていいと言われたので昨日の店に寄ってみましたが閉まっていて、誰もいないようでした。
昨晩自分が何をしゃべったのか、少年と何をしたのか全く覚えていないわけだから、肯定も否定もしようがない。
完全に上肢下肢全てに足枷をつけられ全く身動きがとれないものすごいトラブルに巻き込まれてしまった。
これ以上トラブルを大きくしないためにどうしたらいいのか?
人間て本当に怖い恐ろしいです。「誰か助けて下さい!」
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