私は20歳で地元の短大を卒業後に地元スーパーの事務員として就職し、暫くは特に問題なく平穏な生活を送っていました。しかし、就職してから3年目に同じ職場で10歳以上年上で係長だった男性先輩に好意を持たれ、結婚を前提とした交際を申し込まれましたが、私自身はあまり結婚したい時ではなかったので、丁重にお断りしました。でもそれが気に入らなかった様で、その後は無視されたり無茶な仕事を押し付けられたりと酷い虐めを受ける様になりました。そのせいもあって、段々精神的におかしくなってきて、何をするのも力が出なくなり鬱病と診断され通院することになり、その後も精神状態は悪化して、いつも誰かに虐められている様なパニック障害を発症してしまいました。このままでは本当に自分自身がおかしくなりそうで、もうこの職場には長くは居られないと悟り、26歳の時に退職しました。
そして、暫く実家で静養した後、28歳の時に地元で同じ歳で工場勤務の会社員の男性とのお見合いの話があり、お見合いして、とても優しい穏やかな方でしたので結婚しました。
結婚後は凄く幸せな気持ちで、夫も優しい人だったので、一緒にあちこち出掛けたりして楽しい新婚生活でした。でもそれも束の間でした。
結婚して暫くすると夫に、実家で従業員は数名で営んでいる金型工場を継ぐ話が出始めました。私も仕方ないとは思っていました。でも最初から実は夫のお父さん、つまり義父が前職で虐められた上司にそっくりで苦手でした。それで夫の実家の工場勤務自体は特に問題ないけど、同居はせずに、今は夫の会社の社宅住まいだけど、アパートで暮らせないか頼みました。だけどやっぱり費用がかかるし、効率が悪いからと却下されました。
その後、31歳の時に夫と共に、夫の実家の金型工場で働く様になりました。そして、生活も夫の両親と同居が始まりましたが、予想通り、私の精神状態はおかしくなりました。そもそも同居してると、よくありがちな子供はまだか攻撃が毎日毎日あり、なかなか子供に恵まれず悩んでいたので、それも苦痛でした。そして、遂に私は鬱病やパニック障害を再発してしまいました。夫や義父母には内緒にしてあたので、皆さんオロオロしていて、一緒に通院に来た時にバレてしまいました。
その後は、毎日毎日、義父から罵声罵倒の嵐です。子供も産めんし、鬱病も隠して一緒になりおった詐欺師だとか言いたい放題でした。私も最初は我慢していました。でも悲しかったのは夫も義母も誰も助けてくれなかったことでした。完全に鬱病を隠して結婚した悪女と化した私は孤立無縁状態になり、実家にも相談出来ず、そして、私も切れました。ある夜、義父に言ってしまいました。アンタが前の嫌な上司にそっくりなのが全部悪いんだよ!もうその後は言い争いは止まらず、その後どうなったかはもうお分かりですよね。当然ですが勘当されて離婚しました。
その後、ずっと独身ですが、もう結婚は懲り懲りです。結婚は合う人と合わない人があると思うので無理して結婚する必要は全くありませんよ。1人でも十分人生は楽しく、同じ様な経験をした友達と今も楽しく過ごしています。兎に角、無理はしないで下さい。