仕事帰りによく立ち寄る地元のスーパーマーケットでずるい人を見かけました。その光景を見るとああいう風になりたくないなと反面教師に思いました。その人は自分と同世代くらいの女性でした。40代前半くらいのちょっと小太りの女性でした。
そのスーパーマーケットでは閉店時間が近づくにつれて、スーパーマーケットで作っているお惣菜がどんどん値引きになります。値引きになるお惣菜には値引きシールが貼られますが、その値引きシールの値引き率は閉店時間が近くになるとその値引き率がアップしたシールに貼り直されます。毎回同じくらいの時間帯にその値引きシールが貼りかえられるので、常連客ならばそうした時間を把握することができます。ですがその見かけた女性は常連客ではないのか値引き率が上がる前にお惣菜を買い物カゴに入れていましたが、店員スタッフが値引きがアップしたシールを貼りかえにきました。その女性は同じお惣菜が値引き率がアップしたシールを貼りかえたのをみると、その店員に自分がすでに買い物カゴに入れたお惣菜も同じ値引きシールを貼って欲しいと強い口調で言ってました。その店員は、断っていました。
そしたら物凄い剣幕でその店員を怒鳴ってました。周囲のムードは凍り付いていました。同性かつ同年代の女性でしたので、自分は絶対にそうしたずる賢い人間にはなりたくなりと思いました。ずる賢さは人に嫌われますので、良い反面教師だと思って今回の出来事は良い勉強になりました。案の定、周囲はその女性のことを冷ややかな目で見てました。ほんのタイミングが悪かっただけなので、そこまで怒ることかとみてました。同じ女性として恥ずかしい気持ちになりました。
しかも、その女性が買い物カゴに入れたお惣菜の値引き率は10%から20%になっただけでした。たった10%の値引率が上がっただけで、そこまで怒る必要はないことだと思っています。ですがその女性は怒りました。どういった思考の持ち主なのか分かりませんが、自分はそうした人とは関わりたくないのでその場を速やかに立ち去りました。スーパーマーケットには色々な人がいますが、ずる賢さのある人はそう見かけるものではないので、今回の出来事はかなり印象的でした。今度またずる賢さのある人をスーパーマーケットで見かたら、今回は立ち去ってしまいましたが今度はその一部始終を見てみたいと思います。そして、絶対に自分はそういう人にはならないと反面教師にしたいと思います。