最近入院をしました。入院をしていて大変だったことはいろいろありますが、その中でも特に大変だったことはトイレです。
・部屋でのトイレ
入院をしたばかりころは、体力がないという理由で病棟内に設置されているトイレには行かせてもらえず、看護師さんにおまるのようなトイレを持ってきてもらって、部屋でトイレを済ませていました。
トイレをしたいときにはナースコールで看護師さんを呼びます。
しかし、看護師さんがなかなか来てくれないことがあります。
日中は誰かしらナースステーションにいるので、すぐに来てくれることが多かったのですが、夜間や早朝は看護師さんの数が少なく、ナースステーションには誰もいないことがあり、呼んでもなかなか来てくれないことがあります。
トイレに行きたいのに我慢しなければならずつらいです。
トイレが終わったときにもナースコールで伝えます。
このときにも、看護師さんがナースステーションにいないとなかなか来てくれず、トイレのため部屋のカーテンを閉めたまま、部屋に排泄物が置かれた状態で待っていなければなりません。
また、排泄物の重さなどを測っていたようで、トイレットペーパーはおまるの中に入れてはいけないことになっていて、たくさんトイレットペーパーを使ったときは、使ったものの置き場所にも困ってしまいます。
自分の排泄物を他人に処理してもらうことにためらいがあり、看護師の仕事はこういうものだとはわかっていても、トイレに呼ぶことが申し訳なく感じることもあります。
トイレを使うだけで神経を使います。
・病棟内のトイレでの苦労
しばらくしたら病棟内に設置されているトイレを使わせてもらえるようになりました。
しかし、ここでも我慢しなければならないことがありました。
最初のころは鼻からチューブを通して液体の栄養を体の中に送り込んでいました。
トイレに行くときは、液体が入っているパックと自分の鼻からでているチューブを切り離します。
こういったことは看護師さんにやってもらわなければならず、トイレに行くために看護師さんを呼ばなければなりません。
しかし、看護師さんが忙しいとナースステーションに誰もいなくて、ずっと待っているか看護師さんを大声で呼ぶ必要がありました。
早くトイレに行きたいのに我慢しなければならずつらいです。
液体を体の中に送っているのでトイレに行きたくなることが多く、そのたびに看護師さんを呼ばなければならず苦労をしました。
普段は当たり前にやっていることですが、入院をしてみたことでトイレの苦労を実感しました。