職場に新しい女性社員がやってきました。その人は気がキツくてまずい人が来たと話題になっていましたが、雑談をしたことのある私は全く理解できませんでした。
なぜなら彼女はトイレで痴話話をした限りではとても優しく、思慮深く、私を思いやる会話をしてくれたからです。
幸い隣のチームだったのですが、早速初日から本領発揮し始めました。
まず、電話での対応を終えると、小声で「ったくうるせーんだよ!黙れジジイ!」と電話相手に愚痴を言います。
周りの人も呆然としていました。
私は性格の悪さを認識し、関わらないようにしようと思いました。
しかしある日、給湯室の洗剤を買わなければならなくなってしまったのです。
確か日用品の購入は彼女のチームの仕事です。
面倒なのでその上司に言いましたが、彼女に伝えてとのこと。
イヤイヤながら「給湯室の食器用洗剤がなくなってしまいましたのでご報告します。」と伝えました。
すると彼女の様子が一変したのです。
「ご報告します。。?!」そのときの表情の意味はよく分からなかったのですが、私はやることをやったので放っておくことにしました。
この出来事は午前9時の話です。
彼女はその時から眉間に皺を寄せ、独り言を話しながら何か仕事をしていました。
他の課に行ったり来たり、バタバタしていて邪魔くさかったです。
それも私は仕事をしてるんだ!大変なんだ!偉いんだ!という雰囲気を出してきてムカムカします。
そのくせ上司には「お仕事疲れちゃいますぅ、私なんてまだまだ出来なくて、お手間かけちゃってごめんなちゃい〜」と猫撫で声です。
しかしこの日は猫撫で声を封印し、威嚇するようにデカめの独り言を言っています。
そして私が帰ろうとした夕方、私のチームの全員の前で怒鳴ったのです。
「私は今朝、隣のチームにもかかわらず、ここのチームのAさんに洗剤を買うように言われました!どうしてうちが買わなきゃいけないのか、どうして私がそんなこと言われるのか、分かりません!そっちでも洗剤を買ってもらわないと、ずっとうちが買わなければならないです!Aさんがそう言うんです!おかしいと思います!そっちで購入してください。ずっとうちに買わせる気なんですか!」Aさんは私です。
みんなポカーン。うちの上司が「は?買えばいいの?分かったよ」とキレると、「そんなぁ、悪いですぅ、うちでも買いますぅ、ただAさんが買えっていうもんでぇ」と、常に私のせい。
しかもどうでもいい洗剤の話で一日中バタバタしていたのです。
私は呆れると同時に怒りに震えました。
チームの人は馬鹿だからほっときなよと言ってくれますが、みんなの前で濡れ衣着せられてブチギレました。
一生許せないし忘れないし、目の前から消えて欲しいです。
- home Home »
- folder 許せない »