私の友人は絶妙な「どけち」です。
それは明らかに自分のけちを前面に出すのではなく、自然の流れで・・・を演出するのがうまいからです。節約というかケチというか・・・。
・小銭きらしてる
例えば、一緒にご飯を食べに行って一人2300円ずつ、計4,600円だったとすると、別々にお支払いすれば解決するんですけど、先手を打って、「あ~、私2,000円しかないわ。小銭切らしてる。あとから返すから2000円だすわ。」と切り出します。
私は、最初のうちは「いいよいいよ300円くらい。私がまとめて出しとくね~」と支払います。
その300円はもちろん返ってきません。
1・2回ならいいのです。しかし毎回です。
・次のお店払う
こういうパターンもあります。「あ~私、大きいお金しか持ってないから、次のお店払うわ。こっち出してて~」と言って、1件目は私が出します。で、次の店の会計がめっちゃ安いパターン。
全然フェアじゃないじゃーん!って思うのですが、こういうのって、多く出したほうがとやかく言うと、逆にケチって思われたり、その金額が1000円程度だと、それくらいでムッとする自分の小ささすら感じてしまいます。
多分総額すると、相当な金額になっていると思うのですが、毎回の金額は絶妙であとから思い起こすと腑に落ちないんですよね・・・。
・温泉に行った時
他にも、一緒に温泉に行ったりしたとき、彼女はシャンプー類、ファンデーション、化粧水類は持ってきません。「あ~!また忘れた!いつも忘れるわ~」これがお決まりのセリフです。
正直シャンプーリンス程度なら容量も多いし、そんないいもの使ってるわけではないので、どうぞ。ってなるんですけど、自分に投資したちょっとお高め化粧水・乳液・クリームを惜しみなく使う彼女の横顔を見ると、「確信犯にまたやられた・・・」っとすごく嫌な気分になります。
そして、「めっちゃいい化粧水使ってるね~。高そう。私こんないいの買えないわ~」と、明らかに地元の一般事務の私より、ネームバリューのある開発部署で働く彼女のほうがお給料もらっているはずなのに、そういう「お金あるんだから、そんな化粧水ごときでどうも思わないでしょ」感を出してくるんです。
そんな言われたら、なんかイラっとする気持ちをそこまで全面に出さずにどうやってこの人に「それは違う」と伝えたらいいのだろう・・・と考えてるうちに返す言葉を見失ってしまい、苦笑いで時が過ぎてしまいます。
・まとめ
あ、ケチってお金だけじゃないんだな・・・。って彼女を見て知りました。
大きくどけちで得をしているってわけではないのですが、「ちりつもどけち」って言うんですかね?
本人は節約でもしているつもりなのでしょうか。私のことを下に見ている?お金持ちと本当に思っていてたかっている?誰にでも無意識にそうなの?
その友人は悪い人ではないですが、どけち面ではいつも不快な思いをさせられています・・・。