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私は以前、ある田舎町の集合住宅にある一軒家に住んでいました。
そこは田舎町なので、ご近所さんとの距離も近くて良く立ち話をすることが多くありました。
そしてうちの目の前にある一軒家に住んでいる奥さんとはとても気が合いましたし、私が作る料理を夫婦ですごく喜んで食べてくれるので、よく多めに作った料理のおすそ分けをしにそのお宅へお邪魔していました。
そしてある日の夕方にもいつものように作り過ぎた料理のおすそ分けをしに、そのお隣さんの家に行った後、その家の前で立ち話をしていました。
するとそこに急にトラックが突っ込んで来て、私は突き飛ばされてしまいました。
どうやらその運転手さんは、よそ見運転をしていて私たちの存在に気づいていなかったようです。
すぐにご近所さんが救急車を呼んでくれて大きな総合病院に搬送されたのですが、私は昏睡状態に陥りました。
主人の話によると、その昏睡状態は長く続いて、お医者さんからはもしかしたら私の命は助からないかもしれないとも言われていたようです。
またもし、命が助かったとしても色んな後遺症が残る可能性が高いと言われたようで、主人はあまりのショックでどうしたら良いのか分からなくてオロオロしていたようです。
そしてしばらくの間は集中治療室で様々な治療をしてもらったようなのですが、そのお陰で幸い、私の意識は戻りました。
でも首に通っている神経が傷ついていましたし、首の骨の一部が損傷してしまっていたため、私は何カ月もの間、首を全く動かすことが出来ない状態になりました。
首の周りには首を固定するための分厚いコルセットのようなものが付けられていましたので、寝返りをうったり、頭を少しでも動かすことが出来ませんでした。
ですから自分では何も出来ませんですので、寝たまま、しかも同じ体制のままでベッドに横になっているだけの状態が何カ月も続きました。
その時には精神的にも本当に辛くて辛くてたまりませんでした。
命が助かったことは有難かったのですが、本当に全く動くことが出来ない状態でしたので、あまりにも情けなくて悔しくて、何度も何度も泣きました。
そしてこのままの状態が続くのなら死んでしまった方が楽だったのかもしれないとまで思うようになりました。
でも幸い、その後、良いお医者様に首の手術をしてもらったお陰で、少しずつ首を動かすことが出来る状態になって行きました。
それは何時間もかかった難しい手術だったのですが、上手く成功して、その後のリハビリを頑張った後には通院しながら徐々に普通の生活が出来るようになって行きました。
私を助けて下さったお医者様には本当に感謝しています。
そして命があることだけでも有難いことだと思いながら、日々、生活しています。
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