クマと呼ばれ続けて20年

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クマと呼ばれ続けて20年

32歳の男性、仕事は会社員をしています。

私の悩みは、ずばり髭です。
もう20年近くこの髭と闘っていますが、一向に解決が見えず最近では諦めムードと言ってもいいかもしれません。

もともと私は、小学5年生の頃から髭が生え始めました。
これはかなり年齢としては早く、他の同級生はまだツルツルだったのを覚えています。

そして1人だけ容姿が違うというのは、それだけで格好のからかいネタでした。
父の髭剃り機を借りて朝一で剃って行っても、剃り残しがある度に「クマだ」「クマだ」と叫ばれます。
肌の色も白かったので、きっと余計に目立っていたのでしょう。

逆に剃り忘れてしまった日には、「剣山」だとか「海苔巻き」と言われ何度も触られました。
何故こんなに自分だけ髭が生えるのが早いのか、何度も自分の身体を恨んだものです。

しかし残酷なことに、中学生になると髭は益々濃くなっていきました。
生える範囲も頬にまで広がり、毎朝一生懸命に剃っても顔の下半分が青く不潔に見えます。
「あいつ小学校のときよりクマじゃん」と、中学生になっても容赦なくからかいは続いたのです。

一番ショックだったのは、生徒指導の先生からの言葉でした。
ある日私はいきなり廊下に立つよう言われ、理由を訊いてみると学校に要らないものを持って来ているからとのことです。
実はその要らないものとは髭剃り機のことで、私は1週間もの間、先生に自分の髭剃り機を没収されてしまいました。

「色気づく前に勉強をしなさい」と、そう先生から言われたのを覚えています。
男性の先生にさえこの苦労は理解してもらえないのか、私の心はもうボロボロでした。

高校生になる頃には、マスクが手放せない人間になっていました。
マスクをしていると口元を隠せるので、青髭が見えずとても安心できたのです。
しかしその一方で変な奴というレッテルに苦しむようになり、結局あまり円滑な人間関係は築けませんでした。

高校では、私よりも髭が濃いだろうというクラスメートは何人かいました。
ただそうした人たちは不思議と髭が似合っており、周囲からからかわれる様子もなかったです。
この差は何なのか、もし小学生のときの経験がなければ、私も髭をプラスにした生き方ができていたのかもしれません。

大学、社会人と経ると、最早「クマ」というあだ名には私は何も反応しなくなりました。
どこへ行っても同じ呼ばれ方をするのですから、余程そう見えるのでしょう。

とはいえ髭自体の問題は全く解決しておらず、現在でも営業の仕事へ行く度に髭の指摘を受けることがあります。
もうちょっと丁寧に剃りなさいと言われたりもするのですが、もう十分限界まで剃っているのでどうしようもありません。
身だしなみで他者に誤解を与えることは、営業をやっている身としては致命的なのです。
この髭さえなければと、生え始めてから20年以上経っても思い続けています。

ちなみに、脱毛サロンも検討はしてみました。
ですが最初にカウンセリングに行った際、施術を担当する女性スタッフさんから年単位を要する濃さだと指摘されたのです。
お金や時間を考えると、とてもではないですが通えませんでした。
プロの目で見ても相当な髭なのだなと、改めて実感した気がして辛かったです。

髭に悩む男性は世の中に沢山いると思うのですが、私ほど長年悩んでいる方はそういないのではないでしょうか。
「クマ」と呼ばれることを個性にできれば、少しは楽なのかもしれません。
いつかこのコンプレックスが解消される日が来ると、そう願いながらこれからも色々な対策に挑戦をしていきたいです。

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