子供が通っている小学校で同じクラスの子のママがけちです。そのママは30代です。30代の女性というとおしゃれには気を遣うことでしょう。
肌をきれいに見せるためにはどんな化粧品を使ったらいいのか、どんなメイクをしたらいいのかなど、周りの人を見ても気を遣っていることが珍しくありません。
けちなママも美容面に気を配っているようですが、そのやり方がけちなのです。
肌によい化粧品を使おうと思うと化粧品代が高くなります。開発に費用がかかったり、使っている成分が高価なのだと思います。
けちなママは化粧品代を節約のためにサンプルをもらってばかりいます。サンプルはタダでもらえるので、サンプルをたくさんもらえば化粧品代の節約になるのです。
サンプルなら高価な化粧品もタダで試すことができます。ただしサンプルは1回分なので、これでは継続して同じ化粧品を使い続けることができません。
高価な化粧品であっても1回の使用では大きな変化はなく、肌をきれいにするためには継続して使う必要があります。
せっかく高価な化粧品を使っても、それが数回なのでけちなママの肌はきれいとは程遠いです。
最近はあまり見かけなくなりましたが、駅前などではティッシュ配りをしている人がいます。
けちなママはティッシュ配りをしている人を見かけると自分から歩み寄り、ティッシュをいくつももらっていました。
私からすると人通りが多いところで遠慮なくティッシュをタダでもらっているなんて恥ずかしいです。
しかし、ティッシュをもらってくれない人もいるので、ティッシュ配りの人からするとこういった人はうれしいのかもしれません。
タダで配っているティッシュはごわごわとして固いので、鼻をかむときに痛いです。
花粉症の人だったら1日に何枚ものティッシュを使うので、固いものでは鼻が赤くなってしまうことでしょう。
幸いけちなママは花粉症ではないようで、鼻の周りが赤くなっているところは見たことがありません。
ママ友同士でランチに行くことがあるのですが、けちなママは一緒に行くことが全くありません。外食をすると費用がかかるからだそうです。
食べ放題やクーポンが使えるお店なら、ときどき一緒にランチを食べに行きます。
でも、そのときもお金の計算にはうるさくて1円単位まで計算をします。ギスギスしている感じで一緒にいると疲れます。
そのため、以前はたまに誘っていたのですが、今ではランチに誘うことはなくなってしまいました。けちで損をしているように感じます。