ストレスからの不妊症

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ストレスからの不妊症

私の不妊症の体験談を話したいと思います。

旦那と結婚したのは今から3年ほど前で、その時はまさか自分が不妊症であるとは思ってもいませんでした。

まず異変に気がついたのは、結婚してから半年ほど経った時でした。

そろそろ子供が欲しいと思い、準備を始めていたのですが、全く兆候が見えない為に、病院へと行ってみることにしました。

そこで自分が不妊症かもしれないと知り、目の前が真っ暗になりました。まずは旦那に話すべきだと思い、病院で聞いたことをそのまま伝えました。

彼はとても優しく、私の傷を癒すように慰めてくれました。これから気長に気負わずに向き合っていこうと決めました。

しかし、やはり私の中では申し訳なさでいっぱいでした。子供が出来ないのは自分のせいだ。

旦那とあんなに子供の話をしていたのに、そんな未来もやって来ないかもしれない。

治療を続けつつも、それがむしろストレスと焦りになっていっているのだと思いました。

毎日憂鬱な日々を送っていたわけですが、それにトドメを刺したのが、夫の母、つまりは私の姑にあたる人の一言でした。

旦那がいない時間にふらりとうちにやってきたので、お茶を出して世間話をしていたのです。お義母さんはとても優しい人で、決して悪い人ではないのです。

しかし、この時ばかりは本音が出てしまったのか、ポロリと彼女の口からこんな言葉が漏れました。

「ちゃんと治療には行ってる?自分はどこも悪くないとか思っていても、そうやって言い訳して逃げるのは駄目よ。ちゃんと現実と向き合わないと。今は辛いだろうけれど、子供が出来たら頑張って良かったって思えるからね」

これがかなり衝撃的で、頭が真っ白になりました。私は別に、逃げてなどいません。

しかし、あなたのせいで孫の顔が拝めないと責められている気がして、とても不快な気持ちになりました。

それから食事にも手をつけず、寝れない日々が続きました。旦那も異変に気付いたのか、どうしたのかと話を聞いてくれました。

お義母さんを悪く言うのは気が引けるので、ただ「苦しい」と打ち明けました。すると彼は何を思ったのか、「じゃあ治療なんて辞めよう」と言い出したのです

何を言っているのだと抗議しようとしましたが、「そこまでして子供を作ることは無い。今は君の心が安定する方が大事」と言ってくれたのです。

私は胸がすっとするのが分かりました。ずっとストレスで不妊症が辛かったのですが、思い切って辞めてみたのです。

すると、その2年後に子供を授かることが出来ました。ストレスから解放され、今はとても幸せです。

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モンマルシェ

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