我が家は貯金のできない家でした。
お祝いをもらっても、ボーナスが入っても、一時的に通帳残高は増えるのですが、しばらくすると、いつもの残高に戻ってしまい、自転車操業となっていました。
突発的な出費などには、対応できており、車以外のローンはなく、無借金会計ではありましたが、今後子どもたちの教育費や保険料の上昇を考えると、いずれも破綻する日が来るのは明白でした。
しかし、頭では分かっていても、なかなかきっかけが無く、ズルズルと過ごしていました。
昨年、ようやく家計の見直しのきっかけになる大きな出来事がありました。それはマイホームの建設です。
建設費用はこれまでの家賃分を毎月の支払いに充てていくことで、カバーできるのですが、ボーナスの一部を返済に充てなくてはいけませんし、各種保険や税金の支払いも発生します。
家計の見直しは急務でした。まず、節約を始めるに辺り、収入と出費を把握するお金の見える化から始めました。
夫の給料と私のパートの給料を合わせて、40万円ほどあり、私も夫も服や身の回りの物、趣味にそれほどお金をかけるタイプではないです。
夫は下戸なので飲み代もありません。ですから絶対にお金が余るはずでした。
1か月毎の出費をレシート片手にノートに記入していくことで、我が家の問題点が、浮き彫りとなりました。
それは感覚に頼ったお金の使い方でした。なんとなく給料が入り、なんとなく必要な物を買うという繰り返しでした。
中でも問題だったのが食費の異常な高さでした。家族3人で、ひどい時には10万円以上使っていたのです。
主な原因は外食です。昼夜合わせて、月平均10回の外食で、内数回が大好きな焼き肉店での外食でした。
夫婦共に贅沢をしていないという意識があったせいか、食べ物くらい贅沢しても良いのではないかという風に考えていたことが、この外食頻度と出費に繋がっていました。
また、子どもの病院といった用事で、晩ご飯を作る時間がない時に近くのファミレスに行き夕食を食べていました。
私はこの外食の回数を減らし、食費を抑えることから節約を始めました。
まず夕食を作る時間がない時は、調理時間の少ない麺類を作ることで、時短を目指しました。
パスタの料理本を買って、パスタのレパートリーを増やし、常に乾麺やソースをストックしました。
ストック品は災害時の常備食として兼用することで、常備食の賞味期限の回転にも役立ち、一石二鳥でした。
更に家族の大好きな焼き肉は、お店には行かず、家ですることにしました。
ちょうどホットプレートが買い替え時だったので、煙の出にくい物に買い替えました。
お肉も専門店で良い肉を買っても、外食ほど高くならず、場合によっては半額くらいしかかかりませんでした。
食費以外にも感覚で買っていた子どもの服代も一月の予算を決めることで、無駄が無くなるなど、節約のためには家計の見える化が絶対必要だと痛感しました。
節約の結果、毎月平均で3万円貯金できるようになり、税金や保険も問題なく支払っています。
家計では様々な出費があります。その一つひとつを感覚で支払っていたら、あっという間に収入を越えてしまいます。
ですから、一つひとつ予算化して、計画的に支払うことで最終的に節約に繋がります。
難しく感じますが、仕事では皆やっていることなので、比較的スムーズに進めていくことができます。
節約をするなら、絶対にお金の見える化が必要です。
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