鬱病になり離婚した私

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鬱病になり離婚した私

私は今から30年ほど前の27歳で結婚して30過ぎで離婚しました。
私の住んでいた地方では、女性は25歳までにお嫁に行くのが当たり前で、私も地元の短大を卒業後、地元で大手の小売店に就職して、そこで知り合った地元農家の長男とお付き合いし、27歳でお嫁に行きました。結婚相手は同じ歳でしたが、とても優しく思いやりがあり、真面目によく働く方で尊敬していました。その辺りまでは順風満帆だった気がします。

しかし、嫁いだ先の姑と全く合わず、舅も今で言えば北朝鮮の将軍様やロシアのプーチンの様な昔ながらの威張った感じの方で結婚後に失敗したと痛感しました。今さらながら私も何とかなるさと言う思いも強くて楽観的だったと後悔しています。そもそもサラリーマン家族育ちで農業経験ゼロの私が、いきなり農家の長男に嫁ぐとかあり得ないのです。そのあり得ないことを私はやってしまいました。

結婚後、夫の両親と同居して、朝から晩まで田んぼや畑で農作業をし、帰宅時は炊事洗濯掃除をこなしていました。全て独身時代は不得意なことばかりで、結婚すれば何とかなるものではありませんでした。よって当然ですが無理が祟り、結婚して1年が過ぎた辺りから体調が悪くなりました。また何気ない子供はまだかの圧力も私を苦しめていました。子供は欲しかったのですが、子作りの行為そのものはあまり好きでなく、それもまた体調不良の要因のひとつだったと言えます。その後は朝起きられない、体が動かない、死にたくなる等、私の症状は悪化の一途を辿り、もう側から見てもかなりヤバい人だったと思います。

最初は心配してくれた夫に連れられて内科治療をしていましたが、直ぐに精神的なものだと診断されて、精神科に変わりました。精神科は田舎では市立病院くらいしかなく、そこに通院すること自体が恥ずかしいことで、家族に迷惑をかけていると言う心労にもなっていました。本来なら精神科で良くなるはずの治療が、逆効果になっていたのです。夫の両親からは疫病神等と罵られ、もう我慢の限界を超えていました。

最終的に結婚後3年が経ち、私は夫と離婚しました。当初、夫は私と家を出て首都圏で暮らすと言ってくれました。それはそれで嬉しかったけれども、正直言えばもう結婚にウンザリしていたのだと思います。
あれからもう20年ほどになります。新聞やニュースでは、婚姻数や子供の減少に歯止めがかからない等の記載があります。実際に結婚と離婚を経験し、その後は首都圏で独身生活を謳歌している今の私からすれば、結婚制度が古すぎて当然の流れだと思います。昔の私の様に悩んでる人が居れば言ってあげたいです。一生独身だって悪くないよ!

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