父親の脳腫瘍での入院で学んだこと。

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父親の脳腫瘍での入院で学んだこと。

昨年の2月に実の父親(66歳)が脳の病気をしたので、入院をしました。
脳の病気が分かったのは、父親が風呂場で倒れて、救急車で運ばれたことからでした。最初はてんかんと言う診断でしたが、検査をしてくうちに脳腫瘍だと言う事が分かりました。

すぐに手術が必要だという診断がくだされまして、最初に救急車で運び込まれた病院から、専門の病院へ転院が決まりました。

正直、最初の病院の医師や看護師の対応は家族から見て、あまり良いと言う感じではなくて、重い病気の診断をされた事もあり、落ち込みました。

しかし、転院した先の病院の医師も看護師も本当に対応が素晴らしくて、手術をするに当っての説明も納得がいくものでした。

またきちんと治療とリハビリをしたら回復も見込めるという風に説明されたので、父親も家族も病気と闘う覚悟が出来ました。

手術は10時間にも及ぶもので、その後の様態も2週間はよくなくて、肺炎を起して、痰が激しく出て、呼吸も苦しそうで、正直どうなるかと?思うくらいに意識が混濁していました。

しかし、術後2週間が過ぎた事から、段々と意識もはっきりしてきて、熱も下がり肺炎も落ち着きました。

術後4週間目にも抗がん治療と放射線治療も始まりましたが、幸い副作用も殆どなく、術後1カ月半で、ようやく流動食から始められました。

手術をした病院での入院は命に別状が無くなり、一通りの治療が終わったら、リハビリ専門の病院へ転院をしました。

リハビリ専門の病院の医師や理学療法士さんも本当の素晴らしくて、家族に寄り添った治療と指導をしてくださいました。

手術をしてもらった病院には2ヶ月半間お世話になりましたが、リハビリ専門の病院は3ヶ月半の入院生活を父はしました。

しかしどんどん回復がしているのも家族から見ても分かりましたし、医師やスタッフの方のお力もかなりありまして、父親も家族も辛い厳しいリハビリと言う感じてはなくて、希望が持てる入院生活だったと思います。

最初は歩くことなんて二度と出来ないのではないか?と思いましたが、車椅子に乗ることから初めて、次第に完全に動かなかった左の手と足も少しずつ動くようになってきました。

可哀想だと感じる事がありましたが、寝たきりにさせない為には厳しいと思うリハビリも頑張るように励ましてくださいと病院からは言われていたので、家族もなるべく褒めながらも厳しく見守りました。

入院生活が合計半年になると、さすがに父親が自宅へ帰りたいと希望したので、医師と相談の結果、通院に切り替えました。

父の入院生活で学んだ事は、病気だからと閉鎖的になるのではなくて、同じ病棟の患者の家族と交流をもったり、父親にも持たせたりする事で、回復が早くなったと感じました。

また家族が絶対にマイナス思考にならない様に、必ず回復して好きな旅行へ行こうと毎日励ましました。

父が倒れた時はもう駄目だと覚悟をしましたが、今は元気なり、回復しつつあるので、今後もリハビリを頑張って欲しいと願っています。

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